ツイッターに#絵描きさんの線画が見たいよ的なハッシュタグがあって、そういえば、私はどこら辺からPC描きにシフトしたんだったかな、とHDの線画フォルダを探してみたんですが、そういえば私は昔は鉛筆でしか描いてなかったんでした。pcで色塗るのも無理だったので線画しか残ってない。。
色々過去フォルダをあさってて思い出されることが多かったので、今日は昔話をします。画像が26枚と大変多いので、ケータイから開くよりPCから来た方がいいんじゃないかなと思います。興味のある方だけどうぞ!
2012年~
この頃は 腱鞘炎のリハビリ中で、手に負担の多いペン画なんかとんでもない。また壊さないように壊さないようにと、びくびくしながら暮らしていました。鉛筆でならなんとか描けるかなーって感じでした。
しかし、ある日のこと、このままじゃ私はダメだーって思って、一歩踏み出すために一冊スケッチブックを買ってきました。描いた表紙がこれでした。
ウオオオ。いろいろ技術的にアレだけど、手を使うのが怖くてたまらなかったとこからの一歩ですよー。最初の一歩の割にNo2になってるのは、No1で苦悩があったからなんですが、長くなるのではしょりますねー。
4日後。
1ヶ月後
2ヶ月後。
5ヶ月後。
曲のイメージを描き起こすところから練習してたみたいですね。ほとんど絵のはじっこに曲名が書いてあります。
ブリーフとボクサーパンツの形間違えてるよ!
半年後。
だんだんスピード感みたいなのを描くコツを思い出してきたあたり。
この辺からやっと女の子の描き方を思い出してきたなぁという感じ。
たしか7月に描いたもの。建物描くのって楽しかったんだったってやっと思い出してきたあたり。
pcでレイヤを分けて色塗った記念すべき一枚目が出てきました。コンペ中に友達が出来て、この子に「あなたはとてもきれいなんだよ!」って伝えないと。と思って、コンペ終わって即描いたものです。
この子の関連記事こちらだったりします。
私は多分この子を漫画の主人公に設定して、ちゃんと主人公らしく動かせるようになった時、もう少し人生の見渡しがよくなるんだろうな、とぼんやり感じています。
クラスの友達が在学中に結婚して、嬉しくて描いたもの。
ライブのメモスケッチ。この辺から描きたい!って思うと、すぐに筆が走るようになってきたのかなぁという感じの絵が増えてきます。
好きな地元アーティストさんにジャケをプレゼント。まだ電線描き込めるとこまで回復してませんね。
一年経ちました。
最初の一歩より、だいぶのびのびとしたイラストがスケッチブックに残っていました。これはnoteの皆さん何回か見かけたことがあるイラストかと思います。私も気にいってて何回も使ってますからね。
2013年~
2013年以降で、うちのゴツいフォロワさんがまだ見たことがないイラスト、なんかなかったっけ?って探してみたんですが、
2013年以降のものでいいやつはほとんどnoteにも過去絵としてあげてあって、使ってないのこの辺かなぁ?女の子の顔が全然安定してないですよね。そんなに人物は得意じゃなかったなと見返してても思います。
よくいく地元ライブハウスの店長さんから自前のCDをもらってお礼でイメージを描き起こしてお渡ししたもの。
おおお?鳥…頑張って描いてるじゃないの!
お母さんにポーズ資料やってもらって資料の方が萌えたやつ。
この辺から皆さんご存知の物ばかりになるので、ちょっとでも目新しい感じになるように線画でupします。
2014年~
ペンが入れられるまで回復してきたあたり。
2015年~
やっとペンを入れた漫画に戻ってこれたやつ。
ページ数は少ないですがちゃんと全ページペンも入れて、最後まで仕上げきれたバレンタインの漫画。こうしてみると、だいぶ心の方が回復したんだと思います。
技術があがるごとに「うまいって思われたい」って気持ちに振り回されたり、その割に全然評価されなくて、もがくことになるんですけど、それでも最初の一歩があったからこそ、こうして今noteの皆さんとイラストで交流出来たり、仕事で描かせていただけるぐらいまで回復したんですよね。
仕事絵。
仕事絵。
名前を出して宣伝出来る仕事はなかなかこないけど。カット描きでぼちぼちやっていきます。きっと進んでいけば、何か違う展開になると思うので。
あと。こちら↑にも書いてあるんですが、知りあい価格で…とか友達だから安くしてみたいな発注はすべてお断りしています。どなたからも適正価格で発注頂いておりますのでご了承ください。
またペンが握れなくなるんじゃないかって怖くて、線がぶるぶる震えても、下手でもいいから一歩!っていうのは私にとって大きな一歩だったんだなと思います。
今後の活動はだいたいnoteかまみの木荘の方に載ってます。いつも皆さんありがとう。
▼この記事を描いた病多き人▼
▼手を壊す前のお話が少し載っています。▼
▼疲れてる人がホッとしてくれたらいいなぁと思って描いた漫画▼