手を壊して、一度は東京を退いてしまった私ですが、ひさしぶりに東京に帰って来ました。要件はコレ↓
何がどうあれ、このネーム大賞の打ち上げのお誘いは絶対にチャンスだ。と思ったので、1週間前に無理やり飛行機や宿の手配をとりつけ、〆切りを1日前倒しして、エステにも行き、海原雄山のように無残だった髪の毛もきれいめに整え、行ってきた。
1日目。
Jetstarに乗って成田へ。窓から見えた飛行機の羽のメモスケッチ。
Jetstarのユニフォームもオレンジの星マークのワンポイントが効いててとってもかっこよかった。今まで見たキャビンアテンダントさんのユニフォームの中で一番好きかも。
到着して、打ち上げまで3時間ぐらい時間があいたので、昔お世話になった大家さんの家を訪ねたり、古着屋でショールを買ったりした。
打ち上げ会場に行くまで30分迷子。
謎の住宅街に入り込んでしまって途方に暮れていたら、友人が超能力で察知して「迷子になってませんか?大丈夫ですか?」といった電話が。
ありがとう…。
打ち上げ会場。
皆さん優しくて感激。あと、漫画家さんは皆さん絵にそっくりでした。やっぱり毎日鏡で見る顔になんとなく似るなぁと。編集さんにポートフォリオ代わりのコピーの束なんかをお渡しして、連絡が取れるようにしてきました。秀峰先生、智美先生と握手してもらって舞い上がる。
帰りの電車内。
いつの間にか「この子は一人で宿に帰れるのか、大丈夫か」という話題に。特に迷子になったよみたいな話には触れてなかったんですが、いつの間にか初対面の人にも方角に弱いのがばれる。担当氏に「中野の改札を背に左に進み。そのまま軽く右を向いて直進」などなど、大変助かる情報をいただき何とか帰りつく。
2日目朝。町子さんとドトール。
午前中、noteでいつも楽しみに作品を読ませていただいてる、雪町子さんと明大前ドトールで話し込む(2人ともおしゃれなお店が恐ろしくて入れなかった)もう作品イメージそのまんまの方で、癒された。町子さんメモスケッチです。
一緒にいて疲れない方、安心出来る方でした。
主人公の名前を町子さんの娘さんの名前に描き変えた自作の絵本をプレゼントしてきた。絵本と言ってもクリアファイルにはさんだだけのものなので、2人でステッカーを使って表紙を描きました。
「旅から帰ったら読んでください」と渡された手紙があったんですが、よすぎて号泣した。普段は遠く離れているけど、また会えると思う。
午後。パラさんと邪宗門。
下北の改札でnoteの小松パラさんと待ち合わせ、顔を合わせるなりめちゃくちゃハグ。
楽しかった。向かう先は、境界の彼方のロケ地、世田谷邪宗門です。
はぐ~。
店内。
ちょっとちょっと私いきなり結界とか張りそうじゃないですか。
寄せ書きノートに栗山さんを描いて店を発つ。
帰り道、迷子。
暗くなってて、行きと全然風景違ってたのでしょうがない。
3日目。最終日。
ほんとは高円寺で古着屋もうちょっと漁りたかったんだけど、今回の旅で決めてたことが「まだ肉眼で見に行ったことがないところにいく」だったので、私が大好きなドラマ「すいか」のロケ地、三軒茶屋に。
下調べしてる時間がなかったので、とりあえず、三茶ってどんなとこかだけ見に行った。
今年の4月ぐらいに、実は腰痛で1ヶ月ぐらい寝たきりの介護状態で苦しんでいた時期があって、その時、私は今まで写真やドラマ、先入観なんかで、見た気になってる場所ばかりだったよね、と痛感したので。歩けるうちに、いろんなものを見に行こうと。
先入観で「三茶っておしゃれで落ち着かない町」って思いこんでたんだけど、実際は住みやすそうな古い町でした。こういうのって見に行かないと分かんないもんなんなんだな。
どこ行っても電信柱を撮る私。
お行儀のいいアパート。
ふらりと入った楽器店で、オカリナのペンダントとか買ったりしました。今度はロケ地ちゃんと調べてからこよう。
渋谷で50分迷子。
本のアプリstandのオフィスに寄ることになってたので、絶対迷う…と思い早めに渋谷に来て、うろうろしてたのですが、道当たってたのに(何故か)途中で(何故か)不安になって(何故か)引き返してしまい、死にそうに。
しぶやでまいごちゅう(இдஇ; )
— mmsk (@mmsk404) 2015, 12月 17
最終的におまわりさんに助けてもらいました。よかった。
本のアプリstandのオフィスでお茶。
本のアプリstandの開発者Iさんとは、打ち合わせで何回も電話していたので、初めて会った気がしない感じもあり、また、ご本人の空気感がとてもリラックスを誘う雰囲気で、ディープなオタ話などを展開させ。本もいただいたりして、嬉しかったです。ありがとうございました。
帰れるかどうかまったく自信がなかったのでJRまで案内してもらいました。Iさんありがとうございました。
成田エクスプレスで飛行場へ。
そういえばお土産とか全然買ってなかったなぁ、と思い、成田で物色。面白いパンツ屋さんがあってツボに入ってしまう。
このボクサーパンツ超スキなんだけど、希望者のnoteの人に抽選で土産パンツプレゼントとかやったら誰か応募してくれるんだろーか。バナナのやつとかあるよ! pic.twitter.com/V0S58XCm5y
— mmsk (@mmsk404) 2015, 12月 17
これnoteで募集しようかなぁと思ってたんですが、なるべく今回のネーム大賞を応援して下さった方にプレゼントしたいなと思いますので、この長い道中記をここまで読んで下さった方にこそっと募集かけますー。来るかな来るかな…。
@mmsk404 バナナなパンツを脱いだら、もう1本隠れているわけですね。モンキーバナナが。
— タマキカズマ(Do Some Call) (@kazma_tamaki) 2015, 12月 17
声出して笑ってしまった。
こちらのお仕事受付フォーム宛か、ツイッターで相互フォローの方はDM宛でいいですので
1:「俺のモンキーバナナ係」と明記して。
2:応募してきたことを公表していいかどうか(非公開でも大丈夫です)
3:私に分かるハンドルを合わせて明記。(noteでのお名前でお願いします)
4:何かコメントを一言。
ブログでこそっとお土産プレゼント企画でもしようかと思っています。なるべく行動に移して応援して下さった方に当ててやりたいのですが、どの程度需要があるかさっぱりわかりません。一緒にポストカードなども同梱する予定なのですが。。
— mmsk (@mmsk404) 2015, 12月 20
12月29日追記:プレゼント企画〆切りました。ありがとうございました。
当たった方には住所をお伺いして直接郵送すると思うので、よろしくお願いします。来るかな来るかな…!
町子さん、パラさん、本のアプリstandの開発者さん。ありがとうございました。急にいくことになったので、誰ともまともにお話できないかもなと覚悟していたのに、3人ともスケジュールを調整して下さって、私は幸せものなんだと感じた。
飛行機を降りたら、とても寒かった。でも、心の中には小さなお花が咲いていた。
▼この記事を描いたおさるのバナナ▼