忘れないように、こちらに書いて更新しておきます。先ほどこのようなタグに乗ってきたんですが、#最近フォローした方は知らない過去絵を晒す
#最近フォローした方は知らない過去絵を晒す
— mmsk (@mmsk404) 2016年8月19日
#僕の絵が好きそうなフォロワーさんにRTして届けておくれ絵
この辺?うちのフォロワさん初期からの方多いので、ご存知の方多いかもしれませんが。 pic.twitter.com/8msrueWaT8
最近、お友達になったmayuさんからとてもうれしいリプをいただきました。
@mmsk404 コラボ作品なんですね。こういう、ソファとか植物とか、可愛くサラッとコロンと配置できる、空間を作る能力みたいなのがとても良いなあ、流石だなぁと思います。
— Mayu (@mayuchinsan2) 2016年8月19日
その流れでまゆさんもおっしゃってたのですが「私も(パース)勉強しよう」って。まゆさんとても生き生きとしていい絵を描かれる方なので、謙遜かなって思うんですが、それはおいといて、なんか、パースの話をすると、ほとんどの皆さんが「勉強しなくては」という話をします。
これって正直言って、いわゆる「パースのハウツー本」がどれも難しく描いてあるのの影響だろうなぁと思う。実は技巧はあんまり関係なくて、関係あるとすればディティールやスケール感を普段からをよく見てる人が「いいパース」を描くのかな。
パースって何!?って言うかたはこちらへどうぞ!→遠近法 - Wikipedia
私は普段から、人にパースを教えるようなことを、よくやってるんですが、いいパースと、「もうちょっと!」のパースの境目として、いつも見ているところが「愛があるか」「おびえてないか」「悩んでないか」です。
「悩んでるなぁ」と思った方に指導する時、いつもいってることは「この風景の中で『ここは好き!』って思うところを最低1つは探して、それを描写する時だけでも自信をもって線を引いてみてください」
って伝えます。最初は形的にうまく描けてなくてもいいのです、悩みながらいっぱい引いていく線の中に自信をもった線を一本でも多く引いていくとうまくなります。
背景の中に「好き」がないよ!って方には、たとえば、あなた好みのイケメンが「大切にしてた」って設定の椅子を描いてみようとか、座らせてみましょう!とか、そんな感じで、とにかくパースの中にその人の「好き」をみつけてもらって絡めてもらう。そうすると、急に線が生き返ったりします。肯定力っていうか、プラスの意識ができることってすごいんだと。
どうしても好きなとこないって方には「曲線と直線どちらかといえばどちらが好き?」って質問します。この質問すらいい加減に答える方は、うまくなりたいって言ってるだけで対してうまくなる気ないんだなって思うので、さすがに放置しますけど、だいたい、どっちか好きな線があるので、そんな感じですすめていく。
パースって難しくとらえると、おびえて死んだ絵になる。たとえ技巧にすぐれていたとしても、教科書通り、額面通り描いたパースなんか、何にも心を打ちません。逆に線がいきれば、技巧関係なしに世界が生まれます。これって、パースに限ったことじゃないですが、絵で見るとわかりやすいなぁと思う。
テクニック上で、本当に気をつけなくてはいけないチェック項目は、アイレベルを意識する。とか、実はほんの少ししかありませんし、それらは描いていけば、かならずわかってきます。パースのノウハウって「勉強しなきゃ」ではなくて、「好きなものを見つけること」からなんだと思っています。
あとよく町並みのパースや2点透視以上を教える時「あまりこっちとこっちの点の取り方がピシッとあってるか、とか、気にしないで描いていい」って話をするんですが、それには理由があって、こちらの記事にだいたいまとまってるんですが、
地球ってでこぼこしてますから、点の位置が直線状にビシーっと並ぶことなんか、実際の地形ではほとんどないんだってことです。それより、そんな細かいことを気にして描かないのはもったいないので、とにかくいっぱい好きが詰まった線を引こうよって教える。
ハウツー本の意味が分かるなら勉強して描いてもいいです。でも苦手意識があるのに、愛をすっとばしてはだめです。
「ここは好き!」から入った方が、上達も断然早いですよ!
私も描き方自体は性格もでててだいぶ雑な感じなんですが、愛があるから、描いていられます。パースって紙の上に自分が思い描いた世界を構築できる、魔法なんだと思う。
▼この記事を描いた伝道師▼
▼パースの記事で反響があったもの▼
▼狭い家描くのが好きです。▼
ネーム大賞に参加していますー。
▼私はエントリー番号「B-078」「畜生マンション306号室!!」です▼