前回の記事の一件から、インスタに詩をあげるたびに、こまめにバックアップをとるようになったので、すぐログが溜まります。
あんまり溜めてもなぁと思うので、簡単に加筆してばんばんUPしていきます。
丁度この間、人生初登山も挑戦してきたところなので、山登りの簡単な感想や写真も交えて、最近旅づいてる理由なんかも最後につけておきます。ではどうぞ。
緑が爆ぜる。あんまり線香じゃない花火。
"季節"の埋葬。
ーーまた秋に会いましょう。
「よぅ今日も町の動脈頑張れよ」
「先輩こそ地球の動脈お疲れです」
縁の下の力持ち同士、空を紡ぐ。
5月さま。お世話になっております。そろそろ引き継ぎの打ち合わせです。地球町絨毯部:4月担当:桜野。
地球の端っこ。宇宙の始まりの地。おふくろが俺の服につけそびれた"金のボタン"が落ちてるそうだ。
ん?もう金ボタンついてるじゃねぇかって?
どこがだよ。西だ、西極《さいはて》を真っ直ぐだ。
――舵を取れ、西に急げ。西へ急げ。
皆ボクを目指して歩くの好きだねぇ。マゾかねぇ。導《しるべ》なんて、気休めだ。ゴールは北じゃないからね。ゴールというより帰るだけだよ。
家に、夕飯の湯気の立つ"家"に。
ーーそう言って"北極星"のジジイは、地球から土産に持って行った"萩の月"を星の軌道に盛りつけ、つまみ食いしながら、俺に茶を入れてくれた。
お土産は金星とか星で頼みます。と冗談を言っておいたら、夕暮れ時「アパートの外に出ておいで」とLINE。
――。わぁ、これは、衛星だろうか。こんにちは。地球町へようこそ。
約束というのは、きっと、灯みたいなもので、約束を守るというのは、風の強い日、炎の周りを手で覆うとか、そんなようなものなのかなと思う。
もうそろそろ、思い出そうや。たくさんの人と灯して来たろ?
"護"りつづけるということ。
山登りした感想のもの。
道は、歩く人が、創る。
結界の前、咲いていた一輪の茜琴の葉。
「"戻る"時は、夕焼けか、わたしの色で鍵が開きますから…」
どこかからそんなような声が聴こえた。後ろ頭に響く「お気をつけて」。
踏み込んだ先は、極彩色だった。
人生初登山でした。
たいした標高の山でもなく、走って登ってるお爺さんなんかもいるような、簡単な山を選んで挑戦しました。山で迷ったらしゃれにならないということで、知人の方角に強いタイプの方に頼んで、ガイドというか、ガーディアンについてもらう、というか、そんな感じで登りました。
ちろたろうも連れて行った。家に帰りたがっていました。他の道具たちを差し置いて自分だけ楽しいとこに来るのが嫌みたいですね。
まぁ、きつかった。何度も何度も休みながら登りました。ガーディアンは「このぐらい休憩なしで登れるけどなぁ」などとおっしゃってましたが、わたしは普段ほとんど歩かないので、とても頑張ったかなと思う。山頂で食べるおにぎりはおいしく、もっとしょっぱく握ってくればよかったなぁと思いました。水田の四角が美しかった。
山のあちこちに結んであったリボン。伐採用の木の目印だったり、山道を示すものだそうで。なるほどなぁ
最近、今までしたことのなかったような冒険ばかりしています。これには理由があって、
「文章を書くようになったから」
もともと子供のころから詩は書きつけていましたし、書くこと自体は好きでしたので、エッセイなんかはたまに寄稿していましたが、お金をとって文を書いたことはなく、またそれが目的で書いてる感じではないので、これは今まで欲しくてたまらなかった”趣味”というヤツなんじゃないかなと思う。
もしお金に出来たらうれしいだろうけど、商業で書くというのは、楽しいばかりじゃないですから。
これなかった他の家財道具たちの顔を書いたおにぎり。
今まで絵ばかり描いてきてましたが、別に絵は趣味ではないのです。勿論好きですが。いろんな利害が絡むもの。自由がきかないもの。うまくなくてはいけないもの。という位置なので。
いままで腱鞘炎で手が痛くて描きたくても描けなかったような、大きな枠の物語が書ける。というのは、本当にうれしい事です。
ですが…。
このお話の第二幕から、トオイトオイ島という美しい島のシーンばかりになるんですが、島の描写が、もう全然思いつかない。自然物といったら街路樹ぐらいしか見てこなかったので、暇をみつけては、うんうんうなって書き進めていますが。時間がかかるわりに寸法感や、空気感などが文中に全然出せない。みて写せばそこそこのものが描ける絵と違って、文は知らないものは書けないことを痛感しました。
趣味と言ってもネットにupする時点で、読み物ですし、出来るだけ楽しんでもらいたいですし、なにより悔しいじゃないですか。
じゃあ、見に行くか。というわけで、率先して山や洞窟なんかに、冒険しにいくようになりました。
体験というのは、語彙を広げる旅なのだと感じます。知ってると書ける、書けるぞー。
この旅で得た感想や描写は、ミカダさんの第二幕の途中あたりからバンバン挟んでいきますので、お楽しみに!
▼この記事を書いた冒険者一年生▼